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本日の卓話の時間は職業奉仕月間にちなみ、佐藤徹会員により 「私の職業」 と題して語られました。
紹介者は職業奉仕委員長の樽澤忠正会員です。
元会長の佐藤徹会員の会社は株式会社プルータス。製造業で主たる取り扱い品目は「精密特殊鋼」。
自動車関連ではクラッチの材料、ワイパーの枠など。
また近年の主力商品になりつつあるNASLON(ナスロン) とは、ステンレス鋼繊維で、製品は太さ(径)
が0.1mm/kg のものが1万円程度で取引され、細くなると、0.04mm/kg で30万円に、さらに0.0
016mm/kg では250〜300万円にもなるという。相当な 技術力に対価も高騰する分野である。
参考までに、ステンレスワイヤーの径は0.02mm、人間の髪の毛は0.2mm程である。
さらに近年、競技人口と人気とも高まりつつあるスポーツ「ラクロス」のスティックなどの道具の製作で
は、他の追随を許さないことも今日の卓話で知ることが出来た。
技術的には、5mmの穴を鉄板に空ける場合に、4.9999〜5.0001mmつまり5万分の1mmの誤差範
囲が求められる厳しい世界である。このような「精密特殊鋼」製品は、大量生産や一括販売が難しく、スッ
クの利かない類のものが殆どであるがゆえ、常に受注生産でオーダーメイド。つまり 《必要な数量を、必要
な時に、必要な場所に納品する》 が求められる場合が多い。
この厳しい需要に対応するため、会社の「行動指針」は、
『周りが変わる。企業も人も進化しなければ生き残れない』 である。
まさに、時代の先端を行く技術力が求められる企業の代表を務めているからこそ、いつまでも進歩してや
まない佐藤徹会員の行動力が磨かれているのだと感じさせられた
実のある卓話の時間であった。
(マンハッタンの伯楽)
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