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本日の卓話の時間は職業奉仕月間にちなみ、市川吉三郎会員により「私の職業と叙勲の話」と題して語られました。
紹介者は職業奉仕委員の伊奈武三郎会員です。
市川吉三郎会員の仕事は青果商。いわゆる「八百屋」さんである。
市川会員は青果小売商の団体である「東京都青果物商業協同組合」の理事長を勤め、この度退任されました。現在は引き
続き青果小売商の全国団体である「全国青果物商業協同組合連合会」(全青連)の会長として業界の発展にご尽力されて
います。
全青連会長としての市川吉三郎氏の信念は「青果商の位置付けが卸売市場の中で厳しくなっているからこそ、結束が必要。
一人一人の弱い力では相手にされない。各市場の取引委員会には青果商の代表も出席し、毎日の公正な取引につなげてい
るが、これも全青連からお願いして実現している」と毎年の総会では、卸売市場を仕入れ拠点とする青果商の活性化に尽
力し、とかく個々での活動が長い間の慣例だった同業界において、その活性化のために組織の力が不可欠であることを訴
え続け、その卓越した指導力で改革を実行して来ました。
その甲斐あって、平成15年秋の叙勲では、『勲四等瑞宝章』 の栄誉に輝きました。
長きに渡る地道な活動と、団体のリーダーとしての指導力、組織改革の成果が認められ、この叙勲に結びついたのだと思
います。
平成15年秋の皇居における伝達・授与式においては、天皇皇后両陛下を始め、皇太子殿下と雅子様、そして今秋皇室を離
れ黒田家に嫁がれた紀宮様のそれぞれの方々からお声を掛けられたという、授章者の中でも稀なる光栄にあやかったのは、
親しみやすいそのお人柄の御蔭であろう。
温厚な人に優しい常日頃の振る舞いから、当クラブにおいても会員の誰からも親しまれている市川会員である。ひ
とつの道を極めた市川会員の言葉だからこそ、語られのひと言一言に深い説得力があリ、氏の業績とともに歩んできた道
を知ることが出来て、深く敬服の念を感じさせられた有意義な卓話の時間であった。
(マンハッタンの伯楽)
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